NHK朝ドラ「スカーレット」第34話(2019年11月07日放送)のネタバレと考察、感想をお伝えします。
前話の振り返り
喜美子は大阪に戻ろうとした道中で、信作から川原家がマツの薬代を滞納していることを聞きだす。直子も泣きながら、川原家の惨状を話した。喜美子は直子と百合子を抱きしめた。喜美子は借金をいくらか返済し実家に戻った。喜美子は家の借金を全て計算し把握した。笑うしかないほどの借金だった。そして、マツから常治は丸熊陶業の雑用の仕事の募集を見て、喜美子を呼び戻そうと考えたということを聞く。喜美子は一旦大阪に戻る前に丸熊陶業に寄る。その先で絵付けの親方と照子の父が揉めている現場に遭遇する。そこに帰ってきた照子と喜美子は再会した。喜美子は照子に雇ってもらえることを確認した。一方、荒木荘に喜美子が辞めるという電報が届き、皆落胆していた。そして、大久保が喜美子の荷物をまとめてくれた。そこに喜美子が荒木荘に戻ってきた。
スカーレット第34話ネタバレと考察&感想
スカーレット第34話のネタバレ
喜美子は信楽に帰るか、大阪に居続けるかを考えながら汽車に乗って、荒木荘に戻ってきた。
帰ってこないと思っていた喜美子が帰ってきたことに驚くさだ達だった。
喜美子の話を聞き、神妙な顔つきになる。
「貯めてた学校へのお金は借金の返済にあてます。学校も諦めます。そして、信楽に帰らせてもらいます。」と喜美子はいうのだ。
しかし事情を聞いたさだ、大久保、雄太郎は寂しいながらも聞き入れるのだ。
ちや子にも挨拶をしたいと思う喜美子に、雄太郎がちや子は上司だったヒラさんが辞めたことにショックを受けて、ちや子も新聞社をやめたこと、そして今は実家に戻っていることを話すのだった。
そこで、ちや子に会うことが出来ないならば手紙を書いていくといい、喜美子はちや子への手紙を荒木荘に残していくのだった。
「スカーレット」第34話 詳細ネタバレ
喜美子は信楽から大阪に帰ってきた。その夜、さだと雄太郎と大久保は静かに喜美子の話を聞いてくれた。喜美子の出した結論は学校を諦め、そのお金を借金にまわし、信楽に帰るということだった。大久保が代わりに引継ぎをしてくれることとなり、すぐに信楽に帰ることとなった。翌日、喜美子はさえずりに寄り、マスターにもお別れを言った。そこで、喜美子が信楽に帰った日にいろいろとあり、ちや子が実家に帰っていることを雄太郎から聞く。喜美子はちや子に手紙を書いた。ちや子には会えずじまいだった。こうして喜美子は大阪から離れた。ちや子が戻ったのはそれからしばらく後のことだった。雄太郎から喜美子の書いた手紙を受け取ったちや子は手紙を読む。手紙と一緒にちや子の食べていたお茶漬けのレシピが書いてあった。自分でそのお茶漬けを作りながら号泣するちや子であった。そのころ、喜美子は信楽での日常を送っていた。
スカーレット第34話の考察&感想
喜美子が荒木荘を辞める話をしたとき、急な話なのに皆理解してくれた。普通なら急すぎて責められても仕方ないのに、責めるどころか一度戻ってきたことを喜ばれていた。喜美子はとても愛されていたのだ。全員涙ぐんで話していたのを見て、涙がこぼれてくるほど感動した。ちや子以外にはきちんとお別れができたのは良かった。また、ちや子も喜美子からの手紙を読み、一緒に入っていたお茶漬けのレシピを見て、お茶漬けを作りながら号泣していた。ちや子にレシピを残すという喜美子の気遣いにも感動したし、ちや子の涙にも釣られ泣きしてしまった。そして、有名になったらいくらでもオート三輪を買ってあげると言った雄太郎の優しさも心に染みた。しかし、喜美子が考えた雄太郎の芸名が信楽太郎なのには笑ってしまった。雄太郎に信楽は関係ないのにと突っ込みたかった。笑いあり感動多しの回だった。
評価…★★★★★(5)がMAX
スカーレット第34話(ネタバレ含む)感想 1

スカーレット第34話(ネタバレ含む)感想 2

スカーレット第34話(ネタバレ含む)感想 3

スカーレット第34話(ネタバレ含む)感想 4

大久保さん、サダさん、雄太郎さんが優しく話しを聞いてくれて良かったです。
しかも、大久保さんが実はきみちゃんのことを初日から認めていたなんてびっくりでした。
家の仕事に終わりなんてないと言ってきみちゃんに厳しくあたりつつも、もうずっと前からきみちゃんのことを一人の人間として信用していたなんて感動でした。
雄太郎さんがギターを持ってきて歌を歌い出したのがおもしろかったです。
また、ちや子さんと会えずじまいだったのがとても心残りだなと思いました。
一番よくしてもらった人だったと思うから、顔を合わせてお別れして欲しかったですが、いつかまたきっと会えると信じています。
スカーレット第34話・放送前の期待の声
期待度…★★★★★(5)がMAX


しかし草間から教わった柔道の心得を胸に秘めて頑張る喜美子を応援します。
そもそも、喜美子は、父親の常治には何の得にも、ならんとけなされましたが、草間に褒められた絵の才能があります。
大久保がいる限り、給料はなしだと荒木社長に言われ、顎で使われる毎日から早く脱脚して、ちや子に刺激を受けて、信楽に戻って窯元で陶器の焼き方や絵付けの修行で才能を開花させて欲しいです。期待度 ★★★★★(5)】



あんなに明確に夢を描いていただけに、その夢を諦めるのはとても辛かったでしょう。
仕送りをしても、直子や百合子の心は癒されないと思った喜美子は、自分が信楽に戻りバラバラになった川原家の家族を立て直すために協力しようと思ったんですよね。
すごく偉いなぁと思いました!
自分が犠牲になり、自分の人生が見えなくなるような道を選ぶのは、とても怖かったと思います。
それでも「これは自分の選んだ道」だという意識でいられる喜美子をとても感心します!
あんな風に私も自分の人生の舵を取りたいと思いました!