NHK朝ドラ「スカーレット」第18話(2019年10月19日放送)のネタバレと考察、感想をお伝えします。
前話の振り返り
荒木荘に来てもうすぐ1月がたつ。仕事の段取りにもなんとか慣れ、叱られることも減ったが、まだまだだ。しかし、荒木荘の中を工夫して飾り付ける程の余裕はうまれた。その頃、ちや子は先輩記者が辞めて大忙しのようだ。喜美子の工夫を見て余裕を感じた大久保は破れたストッキング補修の仕事を持ってくる。喜美子は睡眠時間を削って補修し、翌朝寝坊してしまう。大久保から大量のストッキングが追加され、喜美子はストッキング補修と荒木荘の仕事に追われることとなる。ストレスの溜まった喜美子は枕を大久保に見立て柔道の技をかけることで発散している。ある日、さだに頼まれて荒木商事にお弁当を持ってきた喜美子は初めての給料を貰う。喜美子の初任給は1000円だった。給料の少なさに喜美子は落胆する。さだから大久保がいる間は見習いだから給料が少なく、1人前にならないと満額貰えないことを聞き、頑張るよう励まされる。
スカーレット第18話ネタバレと考察&感想
スカーレット第18話のネタバレ
信楽には喜美子の仕送りが届いた。喜美子の給料は大久保がいなくなって初めて1人前になる。大久保からの指摘が無いように一層注意し、ストッキングの補修もしながら、枕でのストレス解消を続ける喜美子であった。下着ショーの日に休みをもらえた喜美子はちや子と一緒に下着ショーへ行く。ちや子と喜美子はカメラをとりに新聞社へ寄った。喜美子はゴミを拾い、溜まった湯のみを洗う。汚れているのが気になる喜美子は新聞社を掃除した。旅のお供に持ってきた信楽焼のかけらも詳しい人に見てもらえることとなった。下着ショーの会場に着くと、華やかな世界に感動する喜美子。下着ショーは大成功に終わった。帰りに歌える喫茶に珈琲を飲みに寄る。そこで歌を歌う雄太郎に会う。早々に下着ショーの記事を書いていたちや子が新聞社に電話をかけると、今の5倍の給料で喜美子に引き抜きの話が持ち上がる。
「スカーレット」第18話 詳細ネタバレ
大阪の貴美子からお給料が信楽の家に送られてきた。封筒の中を見ると千円でした。貴美子はストッキングの修復をしていると庵堂さんが帰ってくる。貴美子はご飯を用意し庵堂さんに給料が千円だったことを嘆く。そして庵堂さんと一緒に下着ショーに行くことを約束する。当日、貴美子はよそ行きの服に着替えて行くことにするがこれに合う靴がないと言い庵堂さんの靴を借りる。そして下着発表会のついでに旅のお供の信楽焼のかけらも鑑定してもらいに庵堂さんの会社にも行く。庵堂さんの会社で信楽焼のかけらを見てもらうとわからないと言われしばらく預かって大学の先生に見せると話す。その後、下着ショーを見に行き帰りに歌える喫茶に寄るとそこで庵堂さんが貴美子が引き抜かれたと言い給料が今の5倍出せるとは話すのだった。
スカーレット第18話の考察&感想
貴美子は給料を実家に全部送りましたが千円だったことがかなりショックみたいでした。信楽の実家でも驚いていましたから少ないと思ったんでしょう。貴美子が旅のお供として持ってきた信楽焼のかけらがいくらなのかわからなかったのが気になりました。高価な物だったのでしょうか。ですが大学の教授に見てもらえるそうなので期待せずに待ちたいと思います。下着ショーは思いの外ちゃんとしていてなんだか感動しました。さださんはかなりのやり手のように映りました。貴美子が引き抜かれたと庵堂さんが言いましたがそれは庵堂さんの会社にということなのでしょうか。一人辞めてしまったと言っていましたから、貴美子がそこで働けたらいいですね。来週が楽しみです。
評価…★★★★★(5)がMAX
スカーレット第18話(ネタバレ含む)感想 1

スカーレット第18話(ネタバレ含む)感想 2

ちや子さんの出版社に行った時も、散乱している紙くずを拾い集めたり、みんなの湯呑みを洗ったり、また、下着ショーの控え室でもみんなにお茶を入れてあげたりと、人のために自然と動けるところが本当にすごいなと思いました。
そんなきみちゃんの働きが引き抜きにつながったことは嬉しかったけど、とても衝撃でした。
どこに引き抜かれたのかはわからないままだったけど、おそらくデイリー大阪での雑用か何かなのかなと思いました。
しかも、お給金が5倍だなんて、大卒が6000円の時代にきみちゃんにとってはかなり大きなお誘いだなと思います。
きみちゃんはかなり衝撃を受けていたけど、女中を辞めてしまうのかが気になります。
スカーレット第18話(ネタバレ含む)感想 3

荒木社長から大久保がいる限り喜美子には給料はないと言われ、大久保からも一人前にならんとと、嫌味を言われ、唖然とするの喜美子の気持ちが良く判ります。自分の部屋で柔道の技で怒りを発散させていた姿が痛々しいです。早朝から夜まで寝る以外の自由時間もないくらいに働いているのに、ハラスメンだとだも言えます。
それでも、喜美子は給料の一部から口紅の一つも、ちや子に買ってあげたかったという喜美子の心使いがわかります。でも、ちや子の取材の手伝いで下着ショーに行くことになって特別に休みを貰えたのは、せめてもの情けでしょうか。
赤いスカートとピンクのブラウスに合う靴がなくて、ちや子に靴を借りて出かけ、喜美子が、ちや子の勤務する新聞社に行き、喜美子が持っている信楽焼きの欠片を鑑定してもらうと価値があるのかないのか判らないから、大学の先生に見て貰うと言われます。これが契機になればよいです。
そして下着ショーでは、当時、ブラジャーも、まだ普及していなかったのが、意外でした。
喫茶店で、ちや子が取材記事を書き、雄太郎が歌を歌っていると、ちや子が喜美子に引き抜きで、給料5倍出す話があると言います。もしかすると、喜美子は下宿を辞めた方が良いかも判りません。
それでも、常治が喜美子の給料を前借りに来るようで、どこまでも喜美子にとっては常治は疫病神だと思います。子離れ出来ない父親は困ったものです。
スカーレット第18話(ネタバレ含む)感想 4

スカーレット第18話・放送前の期待の声
期待度…★★★★★(5)がMAX




