NHK朝ドラ「スカーレット」第14話(2019年10月15日放送)のネタバレと考察、感想をお伝えします。
前話の振り返り
大阪で働くことが決まり、戸惑いながらもそれを受け入れる喜美子。担任の先生が、絵も金賞を取ったし、成績も優秀なのでお金は支援するのでなんとか高校に行かせてあげられないかと川原家に説得に来るが、従業員の給料を払わなくてはいけないのでできないと断られる常治。中学の卒業式の日、照子が大阪にいくなら自分を倒してから行けと柔道の試合を申し込んでくる。あっさりと照子を畳に沈める喜美子だった。照子は喜美子以外、友達がいないので寂しいと泣く。家に帰った喜美子は泣きながら常治に大阪に行きたくないと言う。しかし。常治は大阪に行くように喜美子の背中を押す言葉をかけるのだった。大阪に行く前に朝日を見に行った喜美子、そこで信楽焼の欠片を拾う。一歩前に進む決意をした喜美子だった。
スカーレット第14話ネタバレと考察&感想
スカーレット第14話のネタバレ
喜美子は一人だけの部屋、賄い付きの言葉に嬉しくて仕方なく、一人になった瞬間に喜びを体で表し、でんぐり返しする。
しかし、その反動で隣をしきる戸を蹴倒してしまうのだ!
隣の部屋には髪の毛ボサボサのメガネをかけた女性が寝ていた。
物音に飛び起きた女性・ちや子だったが、睡眠時間が惜しくてすぐにまた寝てしまう。
その後、喜美子は、さだと大久保からこの仕事は無理だという話を聞かされる。
なぜならここには4人の大人がいる、その4人をこんな若い喜美子一人で世話をするのは無理だと大久保たちは言うのだ。
「うち、一生懸命働きます!」という喜美子の前に、大久保は三枚の皿をだして、「家族のために磨く皿、仕事だから磨く皿、家族のためでもなく仕事でもなく心を込めて磨く皿、どのお皿が一番綺麗になるでしょう?」と謎かけのような問題を出すのだ!
喜美子は、最後の「家族のためでもなく、仕事のためでもない、心を込めて磨いた皿」だと言うのだが、大久保は「みな、同じや。」と言うのだ!
答えを聞いてあっけに取られる喜美子。
「お皿なんて磨いたら、みんな綺麗になるわ。」と吐き捨てるのだ。
「一生懸命やったから言うて、仕事やから割りきってやったからって、どんな気持ちにやったとしても、人から見たら大して変わらん!」と言うのだ。
さだが、しているような仕事とは違い、誰にでも出来る仕事やと家事は思われてるのだ、という。
母親も誉めてくれない、誰も誉めてくれない、この仕事を喜美子みたい若い子には無理やりや、と言うのだった。
さらに「早速あんな失態をしてしもたやろ。」と言う。
実は先ほど倒してしまった襖の向こうに住んでいたちや子は新聞記者で、不規則な生活で空いた時間に帰ってきて体を休めているのだ、と言うのだった。
その事を聞いた喜美子はなにも言えずに黙ってしまう。
部屋に戻った喜美子は閉まらないガラス戸を触ってみるが、さらに閉まらなくなってしまう!
「スカーレット」第14話 詳細ネタバレ
大阪に出てきたきみ子は部屋仕事は下宿屋での住み込み女中となった。早々、隣室のふすまを蹴り倒してしまい、慌てるきみ子。掃除や洗濯機何でも頑張ると言うも、元女中の大久保にあんたにはムリ、信楽に帰れと言われてしまう。若い人には無理だと大久保に受け入れてもらえなかった。最後にご馳走になったご飯はとても美味しかった。きみ子は大久保に給料をもらい、荷造りをし鞄を開けると、母からの手紙と臭い手拭いが入っていた。手拭いは父が汗を拭った物だった。手紙には信楽の人たちからの魔法の封筒だった。きみ子の信楽での優しさや頑張りをみんなが見ていて認めてくれていた事が書いてあり、必ず誰かが見ていてくれているという言葉にきみ子は涙した。
スカーレット第14話の考察&感想
喜美子がもう信楽に帰されることになってしまってとても残念な気持ちです。これから喜美子が一人でこの下宿所で成長していくとばかり思っていたのでとてもショックです。女中の仕事は確かに喜美子には大変でできそうもないですが頑張って一人前になって欲しかったです。信楽に戻っても仕事は恐らくないでしょうから高校に通うことになりそうです。しかし、それだと父親がまた反対してしまうと思うので先が見えません。大久保さんがなんかのきっかけで喜美子のことを気に入ってくれると話は変わると思うので喜美子のいいところを見抜いて欲しいです。喜美子は絵が得意だったのでさだの下着会社のデザイン画の手伝いとかできそうじゃないですか。どうなるかは明日分かるでしょうから楽しみに待ちたいと思います。
評価…★★★★★(5)がMAX
スカーレット第14話(ネタバレ含む)感想 1

スカーレット第14話(ネタバレ含む)感想 2

今まで貧乏くらしを強いられていた喜美子からすると、自分だけの部屋、自分だけの布団を手に入れたら、嬉しくて仕方ないと思います。
今までは長女として、小さいときからしっかりしなきゃいけないと頑張ってた喜美子だけに、自分のテリトリーができたのは、嬉しさも倍増だと思います。
まだまだ15歳の喜美子、はしゃいでしまうのも頷けます。
嬉しさのあまり前転をして、ふすまを倒して、隣の人の部屋に入ってしまう事は、目をつぶってあげてほしいなと思いました。
それが原因で、元女中の大久保(三林京子)に怒られてしまい、信楽に帰されてしまう。
たった1話で大阪にきて、信楽に返されるのは、あまりにもハイスピードな展開に驚きました。
今週からは大阪編で新キャスト目白押しかと思いきや、まだまだ信楽キャスト陣も楽しめそうです。
大阪へ旅立つときも信楽焼きが出てきてが、下着会社への就職と思わせて、住み込みの女中でした。どのように、信楽の陶芸に繋がるのか予想できなかったですが、少しずつ陶芸に絡む話になってきそうです。
荷物の中にあった、信楽の方々が作ってくれてブラウスやスカート、母からの手紙は感動しました。
また信楽に住んでいる人たちは、本当に優しいと思いました。今まで頑張ってきた喜美子の姿を見ていて、周りの人から愛されていたんだなと思いました。
汗を流して、わざと洗ってない、お父ちゃんの手ぬぐいは、愛らしさが出ており、可愛らしさを感じました。
スカーレット第14話(ネタバレ含む)感想 3

スカーレット第14話(ネタバレ含む)感想 4

スカーレット第14話・放送前の期待の声
期待度…★★★★★(5)がMAX





喜美子がその後にパクパク食べれたのは、その気持ちが嬉しかったからだと思いました。
大久保も謝罪の手紙、お金を封筒に入れて持たせてくれるなど、とても優しい対応してくれているなぁと思いました。
その後の荷造りしたものの中に、見知らぬものが入っていて、取り上げた瞬間に「クサッ、なにこれ、クサッ!」と言う喜美子に笑ってしまいました。
封筒の中に入っていた宛名が書かれた魔法の葉書は、陽子が喜美子のことを思って用意したのだと知り、とても優しいなぁと思いました。
喜美子が毎日手伝いを頑張っているのを、陽子を含めた信楽の人たちは見てきたから、喜美子のことを大事に思ってくれているのだと分かり、なんとも時代の良さを感じました。
臭さの原因であった常治の汗臭い手拭いも、喜美子にとっては「魔法の手拭い」になったようで、良かったなぁと思いました。